「ユーザーに対し、もっと早く情報を発信したいのに、運営体制が複雑なためにそれが出来ない」

自社のサイト運営を統括するWebマスターの方の中には、上記のような自社のサイト運営業務に対する課題を感じているものの、解決方法がわからいという方も多いのではないでしょうか。

本稿では、そのような方のため「企業組織でのコーポレートサイト運営を円滑に行うためにはどうすればいいのか」についてご説明します。

この記事のポイント

  • 企業のコーポレートサイトに求められるのは、ステークホルダーへの良質かつ迅速な情報発信
     
  • WordPressで作成したコーポレートサイトは運営業務が複雑で工数もかかる
     
  • 企業サイトの運営にはマニュアルレス化したCMSの採用が適している

企業が大きくなるほどコーポレートサイト運営で発生する課題とは?

企業が大きくなるほどコーポレートサイト運営体制が複雑になり「まだ見ぬステークホルダーに自社情報を届ける」というコーポレートサイトが本来持つべき価値を阻害してしまっている。

自社に関する最新情報や価値を、いち早くユーザーに届けるミッションを背負っているのが企業コーポレートサイトの特徴です。しかし、組織が巨大になればなるほど、部署間での情報の取りまとめに時間がかかってしまいます。それに伴い、運営体制の柔軟性は失われ、情報発信までのラグも長くなるでしょう。

 

「忙しい時期に限って他部署から連絡が来る」
「外注している製作会社への要望は、何営業日も前から伝えなければならない」

 

コーポレートサイト運営を取りまとめるWebマスターの方は、上記のような悩みを持たれた経験が一度はあるはずです。企業組織が大きいほどコーポレートサイトの機能や運営体制は複雑になります。

 

しかし、かえってその複雑さが「まだ見ぬステークホルダーに自社情報を届ける」という、コーポレートサイトが本来持つべき価値を阻害してしまっているのではないでしょうか。

採用率の高いWordPressだが、コーポレートサイト運営に向いているのか?

オープンソース型CMSは「セキュリティ面で不安が残る」「アップデートの度にサイトをリニューアルしなければならない」など、予期せぬコストが発生してしまう可能性がある。

多くのコーポレートサイトの運営担当者が、前述のような問題に直面する原因の一つが「CMSの選択ミス」である可能性が存在します。

 

「多くの企業が使っているから」
「CMSを乗り換える作業は大変そう」

 

以上のような理由から、自社のコーポレートサイトにWordPressを使い続けている企業も多いのではないでしょうか。

 

しかし、WordPressはオープンソース型のCMSであるため「ソースコードが判明していて、セキュリティ面で不安が残る」「定期的にアップデートが入り、その度にサイトをリニューアルしなければならない」など、予期せぬコストが発生してしまう可能性があります。

 

そもそも、大企業では承認ルートそのものが複雑で、Webマスターは社内意見を横断的に取りまとめなければいけません。突発的なコストの発生は、計画の立てづらさや社内調整の負荷の増大を招き、Webマスターの業務をさらに難しくすることでしょう。

 

つまり、WordPressを使用し続けていれば、上記のような見えないリスクにサイト運営自体が振り回され、更新作業に右往左往する「守り」の運営体制になってしまうのです。

企業のコーポレートサイトにはシンプルに扱えるクラウド型CMSが向いている

WordPressを使い続けると、突発的なコストが発生するリスクがあると、お分かりいただけたかと思います。では、どのようなCMSが企業のコーポレートサイトに適しているのかというと、その答えはクラウド型CMSとなります。

 

すでにご説明した通り、企業が運営するコーポレートサイトの役割とは、自社と接触を持っていないまだ見ぬステークホルダーへの接触を果たすことです。企業の顔として、自社の強みや戦略などのフレッシュな情報を迅速に発信し、ステークホルダーと両者の関係を築いていくことが求められます。

企業の幅広い情報をコーポレートサイトに正確に掲載するためには、各部門が載せたい情報を自分たちで更新するのが、最も手間がかかりません。

企業のコーポレートサイト運営で迅速な情報発信を行うためには、運営体制をシンプルにする必要があります。外部の専門家に依存せず、社内人材での内製化も視野に入れると、ITリテラシーでもある操作できて、Web制作の品質がある程度担保できるCMSが望ましいのではないでしょうか。

 

上記の条件を満たすCMSは、WordPressをはじめとするオープンソース型ではなく、クラウド型のCMSです。

 

クラウド型のCMSならサービス提供側がサーバやソフトウェアを用意しているのでスムーズに導入ができ、サイト制作に必要なデザインや機能がワンパッケージになっているためITに弱い人でも簡単に扱えます。

コーポレートサイトに必要な機能をパッケージングした「ShareWith」

前述の通り、企業組織のコーポレートサイト運営では、企業自らがハンドリングできるサイト運営の環境が必要となります。

 

ShareWithは、CMSの機能に加え、サーバー、各種サポートが一体となったクラウド型サービスです。ShareWithの特徴は、ITに詳しくない人でも扱いやすく、クオリティの高いサイト制作が可能になる点にあります。

 

ShareWithを導入することで、以下の3つのバリューが、Webマスターの複雑な仕事を簡略化します。

Webマスターの仕事を「自動化」する便利な機能

ShareWithでは、ドロップダウンメニュー、ローカルナビゲーション、サムネイル画像の入れ替えなどのサイト運営で発生する細々としたメンテナンス作業を完全自動化。Webマスターの生産性をより高めます。

 

従来ならチェック作業に時間がかかっていたIR関連の情報発信についても「TDnet」「 EDINET」と自動連携し、正確な情報を自動かつ迅速にアップできます。

 

メンテナンス作業・チェック作業の自動化は、突発的なコストの発生を防ぎ、予定通りの施策への集中に繋がります。

誰にとっても扱いやすい「管理画面」

コーポレートサイトの運営業務を効率化するためには、誰でも扱えるインターフェースが必要です。ShareWithは全てのページが共通の操作性を持ち、運営メンバーの誰が扱っても一定のクオリティでWebページを作成可能です。

 

さらに、ページのクオリティバランスを保つため、管理画面ではあえて機能を絞った「制約」を設けることで、組織内での属人化を防ぎ、教育コストの削減に貢献します。

低コストで導入可能な「最高レベルのインフラ」

WordPressではネックとなっていた、セキュリティ、サーバインフラ、保守メンテナンスなどを全てのユーザーが利用できます。最高レベルのインフラをデフォルトで利用でき、DDos攻撃についてもCDN(Contents Delivery Network)を標準で使用可能です。

 

ShareWith側が24時間体制でサーバー監視を行い、障害対応・復旧を実施するため、自社内のIT人材のリソースに余裕を持たせられます。

まとめ

WordPressを使ったコーポレートサイト運営は、単純な施策であっても大幅に工数がかかり、フットワークの軽さが失われてしまいます。そのため、企業サイトの運営ではマニュアルレスに扱えるCMSが適しています。

ShareWithは、コーポレートサイト導入・運営のし易さを突き詰めたサービスです。CMS移行にあたって発生する「仕様書の作成」を行う必要がなく、単純移行するコンテンツと新規デザインが必要なコンテンツの構築を“同時”に進めることが可能です。

 

  • コーポレートサイト運営業務をもっと簡略化したい
  • 運営業務に携われる社内人材を増やしたい

 

上記のような悩みを抱えている方は、ぜひコーポレートサイト運営に特化したクラウドサービス「ShareWith」をお試しください。