オンライン統合レポートのトレンド

オンライン統合レポートは、自社の企業価値を定性・定量データによって示した「統合報告書」をWebサイトにしたものです。

 

一般的には冊子という形で発行、配布され、WebサイトはPDFで掲載されることが多いのですが、実際に手にしてもらえる対象は限られるほか、コロナ禍もあり配布はますます難しくなっています。また、冊子をPDF化しただけのものではパソコンやスマホで読みやすいものではありません。オンライン化、つまりWebブラウザで最適なレイアウトで掲載することで、より広い対象に、しっかりと読んでもらうことを目的としています。

 

レポートの情報は多大なため、サイトは情報構造に基づいた適切な導線設計を行い、目的の情報へのアクセス性はもちろん、冊子のようにストレスなく読み進められる工夫も必要になります。そのため一般的にはコーポレートサイトから独立させ、レイアウトを再設計します。
 

ShareWithのソリューション

統合レポートは、作り上げるだけでも時間と費用がかかることから、実際はオンライン化までは着手できていないことが多い状況です。 また、 “冊子ありき”で制作される前提であることも「オンライン統合レポート」が実現しにくい要因の一つです。冊子版がある程度完成しないとサイト構築が開始できず、冊子の発行時期とサイトの公開時期までの期間が空いてしまい、最適なタイミングで提供できないことが懸念されます。

 

野村IRでは、「統合レポート2.0」というコンセプトで、ShareWithを利用したオンライン統合レポートをご提案しています。ShareWithの大きな特徴の一つである「全ページCMS化」により、HTMLコーディング工程を大幅に短縮することで、冊子主体型から「Webファースト」に転換し、統合レポートの制作プロセスそのものの合理化を支援します。
 

オンライン統合レポート導入事例