導入の背景と課題

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社様(以下、MS&AD様)は、認知度向上を目的とした広告等での露出増加に伴って、関心の受け皿となるコーポレートサイトに、情報発信の強化が求められていました。
一方で、全社的な働き方改革が推進されており、サイト活用と生産性向上をどのように両立するかが課題となっていました。また、リスク管理が経営のベースにある保険会社として、サーバーやCMSに対して、より高いセキュリティやBCP対策が必要だと考えていました。

MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社

https://www.ms-ad-hd.com/ja/index.html

導入結果

ShareWith導入プロジェクトは、まず旧サイトのままShareWithに移行し、その後にデザインリニューアルを行う2段階で行いました。

 

システムやサーバーに求められていた「機動的な情報発信」「生産性向上」「高度なセキュリティ」三点は、ShareWithの基本サービスでカバー。さらに「BCP対策」として、罹災時でもダウンタイムが発生しないよう、別途サーバー構成をカスタマイズする形でディザスタリカバリ(DR)環境を構築しました。(ShareWithの「レジリエンス」プランに相当)

 

その後のリニューアルでは、主役であるコンテンツにしっかりフォーカスが当たるように、装飾を極力絞ったシンプルなデザインを採用。また、同社のコーポレートケーションの核である「統合レポート」のコンテンツを、コーポレートサイトに融合し、MS&ADならではともいえる独自性の高いサイト構成を実現しました。

 

また、MS&AD様のサイトの運営体制としては、人事・総務部、広報・IR部、総合企画部・サステナビリティ推進室、外部協力会社など、組織を横断して20名を超えます。
「組織」という単位で運営することになる大手企業のコーポレートサイトでは、操作の習得が容易であることはもはや必須要件。ShareWithのストレスフリーなインターフェースで、持続的な運用体制の構築を可能にしました。