2017年で創業80周年を迎えた東北特殊鋼株式会社様。ステークホルダーに対して、より積極的に現在の姿を正しく伝え、そして未来へのビジョンを表現したいと考えていました。それまで運営していたWebサイトの課題は、経年によるデザインの古さだけでなく、コンテンツ内容が専門的になりすぎていた点。単なる「化粧直し」にとどまらない、コンテンツ設計と構築が必要でした。

東北特殊鋼株式会社
東北特殊鋼様の場合、これまでとは異なるターゲットに向けてコンテンツを作り直す必要がありました。
新たな企業コンテンツ制作では、大きく分けて3つのプロセスが必要になります。
まずは、野村IRがお客様のビジネスモデルや、企業精神など、過去・現在・未来にまたがって、情報をインプットする作業。次に、それらの情報を咀嚼し、Webサイトの構造に合わせてアウトプットする作業。そして、提案内容に対し、精度や品質を上げていくリファインメント作業です。
一般的なWebサイトリニューアルのプロジェクトでは、コンテンツ再検討の他、インフラとしての機能再構築を行う必要がありますが、基盤となるWebサイトの仕様検討や開発に時間とコストがかかってしまうことで、肝心のコンテンツ検討に十分な時間がかけられないケースがあります。
ShareWithは、標準機能でコーポレートサイト運用に必要な機能を備えており、開発構築にかかる時間はほぼ、デザイン情報を組み込むだけ。つまり、機能検討にかける時間やコストを圧縮し、その分コンテンツ検討に充てることが可能になるのです。
これらの作業を通して生まれた新たな企業紹介コンテンツによって、Webサイトに訪れる新しい顧客企業や、個人投資家、学生、そして従業員の方も含めた、すべてのステークホルダーに向けた情報発信が実現しました。
今後はShareWithの拡張性を活かし、製品情報などをさらに充実させていくことが計画されています。